最近、YouTube界隈では「海外アニメリアクター」という文化が広まっています。
「海外アニメリアクター」とは自分が日本アニメを見た時の初見のリアクションをYouTubeに投稿する人達です。
日本アニメを見ながら、敵を倒して興奮したり、味方が死んで悲しんだりしている「自分のリアクション」を撮影して動画にしています。
呼び方は「リアクター」とか「アニメリアクター」とか「海外アニメリアクター」とか色々あります。
また「海外アニメリアクター」の発言を翻訳した「翻訳チャンネル」も増えてきています。
海外アニメリアクターの魅力
大きなリアクション
海外アニメリアクター達の威力はなんといっても彼らの「リアクションの大きさ」にあります。
欧米人は日本人よりも感情を表に出す事に抵抗がありません。
なので欧米人のリアクションは日本人と比べて大きくなりがちです。
リアクションがかわいい
海外アニメリアクターは反応がとても素直で可愛らしいです。
特に感動的なシーンの多い「ワンピース」や衝撃的な展開の多い「進撃の巨人」を見ている時の反応はとてもストレートでわかりやすいです。
アニメの展開に対して子供のように反応するリアクターがとても多くて見ていて楽しいです。
あのシーンはどんな反応をするか?
また我々日本人が初見で見て興奮したアニメを、他の外国人達が見た時にどのような反応をするのかを見るのはとても楽しいです。
感動的な場面でちゃんと感動してくれたり、興奮する場面で声を出して興奮してくれます。
大体、予想の3倍くらい大きなリアクションをしてくれる事が多いです。
一緒にアニメを見てる気持ちになれる
海外アニメリアクター勢のリアクションを動画を見ていると、自分も一緒にアニメを見ているかのような気持ちになれます。
また、自分が興奮したシーンで同じように興奮している彼らを見て親近感も湧きます。
自分が好きなシーンの反応を見ると楽しい
特に自分が好きなシーンの反応を見ると面白いです。
自分が初見で見た時の反応の何倍も大きなエネルギーで代弁してくれているようで、スッキリもします。
英語の勉強になる
最近は彼ら海外リアクター勢のセリフをわかりやすく翻訳して編集してくれるチャンネルも増えてきました。
また、海外リアクターが喋った英単語や慣用句をわかりやすく解説してくれるチャンネルも増えてきています。
なので、ただ海外リアクターの動画を見ているだけでも割と英語の勉強になる事もあります。
日本との文化の違いを確認できる
アニメリアクターの動画を見る事で日本と外国とでの微妙な文化の違いを確認できたりします。
例えば、アニメに登場する人物が左利きという理由で右手に矯正されそうなるシーンがあります。
日本人だと「左利きは不便だから右利きに矯正されそうになってるんだ」とわかります。
しかし左利きが珍しくないアメリカ人にはそれはわかりません。
なのでアメリカ人が「右利きを左利きに矯正されそうになる理由」が分からなかったりします。
そういった微妙な文化の違いもアニメリアクターの動画では楽しめたりします。
過激な発言をする海外勢
海外勢は興奮した反動で突拍子もない発言をしたりします。
例えば味方が悪者に殺されてしまうシーンでは、怒り狂った海外勢が
「俺の金を払うからコイツ(悪者)のクビを切ってくれ」などと発言したりします。
アニメに感情移入し過ぎて、アニメに登場する悪者にひどい暴言を投げかけたりします。
この暴言があまりにも酷かったりして、見てて笑えたりします。
考察がかなり鋭い
子供のようなリアクションをする海外アニメリアクター勢ですが、彼らはアニメ好きの「大人」です。
なので物語の伏線に気づくのがとても早いです。
完全にアニメガチ勢のため驚くべき的中率で次の展開を予測してきます。
色んな意見が飛び交う
海外勢は日本と比べて自分の意見をハッキリ言う文化があります。
なので登場人物達の選択に対して賛成か反対かをはっきり発言してくれます。
当然リアクターごとに意見はバラバラになるため、シーン1つとっても色んな意見が飛び交います。
様々な意見が聞けるので面白いです。
海外リアクターが日本で大好評な件
海外リアクターのリアクション動画は実は日本では大好評です。
海外勢のリアクション動画は再生回数100万回近くに上ることもザラにあります。
またリアクション動画のコメント欄も、海外勢のリアクションにかなり肯定的なコメントが多くあります。
これだけでも海外アニメリアクターが日本で好評ということがわかるでしょう。
海外リアクター勢が日本を好景気にする?
海外リアクター勢の影響で日本が好景気になる可能性があるとも言えます。
理由はざっくりとこんな感じ
- 海外勢がリアクション動画を投稿
- 海外で日本アニメが広まる
- 日本アニメが沢山見られる
- 日本のアニメ産業にお金が支払われる
- そこから派生して日本経済が良くなっていく
みたいな流れです。
こんな感じで日本アニメが海外に広がる事で、日本が好景気になる可能性があると言えます。
海外勢はどうやって日本アニメを見てる?
海外勢はどうやって日本アニメを視聴してるのでしょうか。
昨今は動画サブスクが一般的になってきており、簡単に日本アニメを視聴できたりします。
よって彼ら海外勢は主に動画のサブスクサービスで日本アニメを視聴しているでしょう。
特に日本アニメが豊富なサブスクはU-NEXTやdアニメストア、アマプラです。
U-NEXT について
U-NEXTは動画配信サービスの1つです。
毎月2189円を支払って24万本以上の作品を見放題できます。
国内外の映画やドラマ、バラエティ、ドキュメンタリー、お笑いや音楽の番組を視聴できます。
また動画だけでなく、一部書籍も読み放題できます。
AmazonPrime(アマゾンプライム)
アマゾンプライムは2005年にアマゾン社が立ち上げた動画配信サービスです。
2007年から日本でもサービスが開始されました。
作品数は非公開ですが料金は月500円で作品見放題できます。
U-NEXTよりも月々の支払いを抑えたい方に向いています。
またAmazonで購入した商品の送料が無料になったり一部音楽が聞き放題になるサービスもあります。
ドコモ・アニメストア
ドコモ・アニメストアはアニメをネットで見放題できるサービスです。
NTTドコモ(携帯通信サービス)とKADOKAWA(出版、映像、ゲーム、webサービス系の会社)が共同して2012年に設立された会社です。
アニメだけでなく、アニソン映像やアニメグッツの販売もしています。
月額440円で4800作品を見放題できるサービス。
アニメ好きの方向けです。
まとめ
海外アニメリアクター勢のリアクション動画には様々な魅力があります。
- 大きくて可愛らしいリアクション
- 共感
- 一体感
- 英語の勉強になること
- 文化の違いを知れる
などなど
海外アニメリアクターのリアクション動画は、これからもっと広まってほしいですね。
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