傷口を清潔な状態に保ち、菌の侵入を予防する役割のあるテープ・絆創膏(ばんそうこう)。
日常的に使うわけではないが、緊急時に備えて常にストックは切らさないようにしておきたい。
この記事では絆創膏を買う・あるいは買おうとしている読者に向けて、絆創膏選びが少しだけ楽しくなるような情報をのっけていく。
どの絆創膏が売れているのか、どの会社の絆創膏が売れているのか、多くの人はどんなモチベーションで絆創膏を買うのか、などを紹介する。
絆創膏の売り上げランキング
商品の購買情報を提供するサービスである「TRUE DATA」によると、2022年の6月〜8月での絆創膏(ばんそうこう)の売り上げランキングは次のようになった。
(ソース: https://www.ryutsuu.biz/pos/o091546.html )
1位 ジョンソンエンドジョンソン「バンドエイド キズパワーパッド ふつうサイズ」10枚
傷口を清潔に保つ本来の役割に加え、自然治癒力を高め、傷口を残りにくくする効果がある。
2位 ニチバン「ケアリーヴ やさしい素肌タイプ Mサイズ」30枚
「木の葉のようにやさしく包む」がコンセプトの商品
3位 ニチバン「ケアリーヴ やさしい素肌タイプ Mサイズ」50枚
第2位の商品「ケアリーブ」の50枚入りバージョン
上位のほとんどはジョンソンエンドジョンソンの「バンドエイド」かニチバンの「ケアリーヴ」で上位を占めている。
絆創膏を販売する定番企業2選
次に絆創膏を販売する定番企業を紹介する。
ジョンソンエンドジョンソン
ジョンソンエンドジョンソンは薬の製造・販売や医療機器、ヘルスケア関連の商品を販売するアメリカの会社。約500もの子会社・関連会社があり、日本にもジョンソンエンドジョンソン(日本法人版)が設立されている。菌の増殖を抑える商品(バンドエイドや綿棒)を普及させた会社でもある。
コンタクトレンズの「アキュビュー」、バンドエイド、リステリンなんかが有名。
他にも解熱剤や禁煙補助剤、咳止めなど数多くの商品を販売している。
ニチバン
ニチバンはテープ関係の商品を製造・販売する会社。セロハンテープ、絆創膏(ばんそうこう)、スポーツ用のテーピングなどを製造・販売している。実は「セロテープ」はニチバンが販売するセロハンテープの商品名。創業当初のニチバンは皮膚の塗り薬を作る会社だった。現在は大塚ホールディングの傘下である大鵬(たいほう)薬品の子会社的立ち位置である。
絆創膏(ばんそうこう)の選び方
次に絆創膏選びをする時は、どうやって選べば良いか説明していく。
絆創膏の選び方は大きく2つある。
傷口に合わせて選ぶ
まずは傷口に合わせて選ぶ選び方だ。
例えば大きな傷に貼る絆創膏を選ぶ場合はスタンダードタイプが適してる。もしもの時に備えて数種類のサイズを持っておくと吉。
防水や耐水仕様なら水仕事や入浴時にも使えるのでなお良い。
できるだけカサブタを作りたくないなら湿潤療法タイプがオススメ。
出血の伴わない赤切れやひび割れには液体タイプがおすすめ。
肌に合わせて選ぶ
肌が強く被れにくい人は極力肌に密着したタイプを選ぶのがおすすめ。
また、膝の傷には「膝用」、肘の傷には「肘用」など用途に合わせた商品を選ぶのが吉。
絆創膏(ばんそうこう)の携帯率
株式会社プラネットが実施したアンケート調査によると家庭で絆創膏を常備してると回答した人は男性82%、女性94%。絆創膏を日常的に常備してると回答した人は男性56%、女性74%という結果になった。
特に女性の場合、靴づれやささくれに絆創膏を使う場合も多く、男性より絆創膏(ばんそうこう)の所有率が高くなる傾向がある。
(ソース : https://www.planet-van.co.jp/shiru/from_planet/vol114.html )
まとめ
結局、絆創膏は傷口の大きさや自分の肌にあった商品を選ぶのが大事。迷ったら絆創膏の定番商品である「バンドエイド」か「ケアリーヴ」が無難。ちなみにこの2つとも3,4年程度の使用期限があるので定期的に買い替えるのがおすすめ。
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