日本アニメは本当に世界で人気?人気の国や実態を徹底調査!

海外リアクターまとめ

日本アニメは海外でどれくらい人気なのでしょう。また、日本アニメはどの国で特に人気があるのでしょう。今回は日本アニメが人気の国や世界各国でどのくらい人気なのかについて調査しました。

日本アニメが人気な国とは

そもそも「日本アニメが人気な国」とはどんな国でしょうか。一言でいうと、日本アニメがテレビや動画配信サービスで頻繁に放送・配信されており、かつ日本アニメの関連グッツが沢山売れている国です。なぜそう言えるのかについて説明していきます。

日本アニメが頻繁に放送される

日本アニメが人気の国では日本アニメが頻繁に放送されます。なぜなら視聴率を稼げるコンテンツを放送・配信した方が、テレビ局や動画配信サービスの運営会社は儲かるからです。もちろん、国の規制などで日本アニメの放送が制限される事もあります。しかし一般的には日本アニメを沢山放送・配信している国は日本アニメが人気である傾向があります。

アニメグッツが沢山売れる

日本アニメの人気が高い国ではアニメの関連グッツも売れやすくなります。なぜならアニメのファンには「推しキャラの存在を身近に感じたい」という欲求があり、その結果アニメグッツを買う人が多いからです。なので例えば、スマホケースみたいな普段身に付ける物を、自分が好きなアニメの関連グッツにする人も大勢います。つまり、アニメを好きな人が多くいる国では、アニメグッツも売れやすくなるわけです。

要するに

要するに日本アニメが人気な国というのは、日本アニメが頻繁に放送・配信されており、またアニメグッツが沢山売れている国であるといえます。ところで日本アニメの放送や配信、グッツ販売をするためには、たとえ海外であっても、日本のアニメ制作会社と契約を結ぶ必要があります。これは著作権法というルールが世界中で適用されるためです。なので、日本アニメが人気な国というのは、日本のアニメ制作会社と契約している会社が沢山ある国という事ができます。

アニメが人気な国は?

では、日本のアニメ制作会社と契約している会社が沢山ある国とはどこでしょうか。日本のアニメ制作会社24社が、自社のアニメ作品を利用する権利(番組放送やネット配信、商品化など)を、どの国の会社にどれだけ販売したかをまとめた2018年版の報告書によると、1位はアメリカで215契約、2位は韓国の163契約、3位は台湾の155契約、4位はフランス(152契約)、5位カナダ(142契約)、6位中国(121契約)という結果でした。ここで紹介されている国は日本アニメが人気な国といえるでしょう。

日本アニメが最も人気な国はアメリカ

上記の調査によると、海外で最も日本アニメが人気な国はアメリカです。

アメリカ合衆国は人口が約3億人と世界で3番目に人が多い国です。また日本とは経済・文化・軍事など広い分野で強い結び付きがあります。

日本のアニメ制作会社と契約している会社の数も215契約と、他の国と比べて圧倒的に多いです。アメリカでは1963年に「鉄腕アトム」が放送されて以来、日本で放送されたアニメがほぼ同時期にアメリカでも放送されてきました。なので日本で流行ったアニメはほぼアメリカでも流行っています。例えば「ドラゴンボール」「ワンピース」「ナルト」「デスノート」「鋼の錬金術師」「進撃の巨人」など。

現在は動画配信サービスかアニメ専門チャンネルでアニメを視聴する事が多くなっています。これはアメリカだけでなく世界中で同様です。ちなみに動画配信サービスで視聴する場合はNetflixクランチロールがよく利用されます。

また、アメリカではYouTubeの普及もあり、自身がアニメを見た時の初見のリアクションを投稿する、通称「海外リアクター」と呼ばれる人達も増えてきています。

2位は韓国

韓国は世界で2番目に日本アニメが人気な国です。

人口が5174万人。第二次世界大戦後は日本と交流を持たない時期もありましたが、1965年から国交が正常化していきました。

韓国では1960年後半から日本アニメは放送されていました。しかし日本の大衆文化に触れる行為が禁じられていため、内容が修正されていたり、オープニングが変更されていたりしました。現在はアニメ専門チャンネルで日本アニメを見る事ができます。

特に「ワンピース」「ナルト」「進撃の巨人」「コナン」「セーラームーン」「クレヨンしんちゃん」が人気です。例えば、韓国の弘大地区に「Café de ONE PIECE」がオープンするなどしています。

参考:ソウルメイト韓国語学校

3位は台湾

台湾は人口2300万人のくにです。戦時中は日本が台湾を支配していた時代もありましたが、1972年から国交が正常化していきました。

台湾は1994年から日本のテレビ番組が見れるようになり、地上波やケーブルテレビで「ちびまる子ちゃん」や「スラムダンク」が放送されてきました。日本とほぼ同時期に日本アニメが見られます。またアニメイト(アニメグッツの専門店)が2店舗あります。

4位はフランス

人口は6775万人。フランスでは地上波やアニメ専門チャンネルで日本アニメが放送されています。1970年代に放送された「UFOロボグレンダイザー」が日本のマンガ・アニメが人気になるきっかけとなり、その後『コブラ』や『キャンディ・キャ ンディ』、『ドラゴンボール』や『聖闘士星矢』、『シティハンター』などが流行りました。また、毎年開催され る日本文化の展示会「JAPAN EXPO」 には20万人を超える人が集まり、多くの日本アニメ関連グッズが展示されています。現在も日本で流行っているアニメはほぼフランスでも流行っています。

漫画の売り上げ規模でいうと、日本に次ぐ2位という状況でもあります。2021年には「カルチャーパス」という文化活動費(書籍の購入、美術館や映画のチケット予約、ダンスのレッスン受講など)の支給が行われました。

5位のカナダ

人口3825万人の国、カナダ。カナダで人気の日本アニメはヨーロッパと同様「ポケモン」と「ナルト」が特に人気です。またフランス語圏の地域では「太陽の子エステバン」というアニメがよく知られています。またカナダと日本の合作アニメが制作されたり、練馬区とカナダのケベック州でアニメ産業に関する企業交流が行われたりもしています。

6位中国

中国は人口が14億1200万人と、世界一位の人口を誇る国です。1972年に国交が正常化して以来、経済や文化などの面で強い結び付きがあります。

中国では海外のアニメを放送するのがほとんど許可されていません。なので、新作アニメは動画配信サービスで見られる事が多く、「文豪ストレイドッグス」「ワンピース」などが日本とほぼ同時期に視聴できます。

その他、日本アニメが人気の国

イギリス

人口は約6700万人。イギリスでは特にジブリ作品の人気が高いと言われています。また、アニメ映画祭「SCOTLAND LOVES ANIME 2018」では、『未来のミライ』『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~』などが上映されました。

イタリア

人口は約6000万人。イタリアでは1977年に「小さなバイキングビッケ」が日本アニメとして初めて放送されました。続いて1978年に「アルプスの少女ハイジ」が放送されました。最近では「アルプスの少女ハイジ」「ルパン3世」「新世紀エヴァンゲリオン」が知られています。

タイ

人口は7100万人。タイでは『ドラゴンボール』や『NARUTO』、『ちびまる子ちゃん』などが特に有名です。2016年には劇場アニメ『君の名は。』が公開、興行ランキングが1位となり、これまでの日本映画の興収記録を塗り替えるなど、タイでも大きなヒットとなりました。

中南米

1980年代前後から『アルプスの少女ハイジ』や『キャンディ・キャンディ』、1990年代以降は『ドラゴンボール』や『ポケットモンスター』 といった日本アニメが地上波で放送されました。しかし近年は、暴力や性表現に対する規制が強まっており、地上波ではな く、有料放送サービス(専門チャンネル)で放送される傾向にあるようです。

日本アニメが人気な国の特徴

日本アニメが人気な国の特徴として、まず日本と仲の良い国という特徴が挙げられます。一番日本アニメが人気の国はアメリカですが、アメリカは日本と経済・文化・政治などで親密な関係にあります。次に台湾や韓国、中国などは物理的に日本との距離も近く、お互いに交流の多い国として知られています。逆に、そこまで日本との国交が多くないインド(人口約14億人)やパキスタン(人口約3億人)は世界でトップクラスの人口の割に、日本アニメが好きな人の数はそこまで多くありません。

ちなみに

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この記事を書いた人

海外リアクターさんのリアクション動画を見るのが趣味で、色んな方の動画を見たりします。一番好きなリアクターはうずまきカーンさん。好きなアニメは僕のヒーローアカデミア、ハイキュー、進撃の巨人です。

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